その人らしく、暮らしに寄り添うリハビリを
ご本人だけでなく、ご家族の想いも大切にしながら、「その人らしい暮らし」を一緒に考え、支えてまいります。
医師や看護師、リハビリスタッフ、社会福祉士など多職種が連携し、一人ひとりの状態や目標に応じた支援を行っています。
リハビリは、できるだけ早く始めることが回復への近道。
「また歩けるようになりたい」「家で元のように暮らしたい」、そんな思いに寄り添って早期回復を支援しています。
ご本人やご家族の「こうなりたい」に寄り添い、その想いに沿ったリハビリを、スタッフ一同 全力でサポートしてまいります。

当院は「ボバース アプローチ」を導入しています
患者さま一人ひとりの状態を丁寧に評価し、その時の身体の反応に合わせて的確なアプローチを提供する“個別性の高い治療”を大切にしています。
ボバースアプローチとは
イギリスの医師である故カレル・ボバース博士と理学療法士のベルタ・ボバース夫人により開発された、リハビリテーション治療概念のひとつです。脳や脊髄といった中枢神経系の可塑性を活用し、中枢神経疾患に起因した障害をもたれた方々の機能改善をめざす治療です。(ボバース研究会HPより)
- 実際の動作(寝返り・座る・立つ・歩く)を基盤に改善を促す
- 患者さまの個々の状態に合わせて、的確なアプローチを提供
- 日常生活につながる姿勢・動作の質の向上を図る
- 小児から成人まで幅広い領域に対応
- 脳性麻痺などの中枢神経疾患での機能回復を目指す
リハビリテーション部 スタッフ体制
| 理学療法士(PT) | 16名 |
|---|---|
| 作業療法士(OT) | 12名 |
| 言語聴覚士(ST) | 5名 |
当院スタッフの研修会参加実績
当院では専門性向上のため、研修会へ積極的に参加しています。
- ボバース基礎講習会
- 小児領域8週間講習会
- 脳性まひ児療育関係職種対象講習会
- 理学療法・作業療法・言語聴覚療法協会主催の研修会 など
当院スタッフの教育体制
当院は院内教育にも力を入れて取り組んでいます。
- リハビリテーション部内勉強会
- 各療法別の勉強会
- 症例検討会
- プリセプターシップ教育 など
高い専門性を持つスタッフが、最新の知見に基づいた質の高いリハビリテーションを提供しています。

診療・施設体制 (届出施設基準)
- 脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)
- 廃用症候群リハビリテーション
- 運動器リハビリテーション(Ⅰ)
- 摂食機能療法(VE検査対応可)
入院リハビリテーション

入院中の患者さまが、できるだけ早く日常生活を取り戻せるように、医師の指示のもと、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がチームで支援します。
起き上がる・立つ・歩くといった基本動作の練習から、食事や着替えなど生活動作の訓練まで、症状や回復段階に合わせて丁寧にサポートします。
退院後も安心して生活できるように、ご家族への指導や在宅支援にも力を入れています。
外来リハビリテーション
退院後の体力回復や、慢性的な肩こり・腰痛、関節の痛みなどに対して、外来でのリハビリを行っています。
一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせて、運動療法や物理療法を組み合わせ、継続的な改善を目指します。
「もう少し体を動かしたい」「痛みを減らしたい」など、日常生活の中でのお悩みに寄り添うリハビリを提供しています。
主な内容
- 肩・腰・膝などの痛みの改善
- 姿勢や歩行バランスの調整
- 温熱・電気などの物理療法
内科リハビリテーション
心不全や肺疾患など、内科的な疾患をお持ちの方に向けたリハビリテーションです。
医師の管理のもと、安全に配慮しながら、呼吸法の指導や軽運動による体力回復を行います。
息切れを軽減し、無理のない範囲で「できること」を増やしていくことで、再発予防や生活の質の向上を目指します。
主な内容
- 呼吸訓練・軽運動による体力回復
- 呼吸法・セルフケアの指導
- 再発予防と生活指導

外来リハビリテーション

医師の指示のもと、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が一人ひとりの症状や生活に合わせたプログラムを実施しています。
小児リハビリでは、運動などの発達の遅れ、言葉の発達が気になるお子さまに対し、遊びを通じて楽しくリハビリを行います。
